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失敗しないサイズ選びのための測定ポイント解説
オンラインでTシャツを購入する際、最も重要なのがサイズ選びです。各部位の正確な測り方と、どのポイントを重視すべきかを詳しく解説します。
主要な測定部位一覧
1. 身巾(みはば)- 最重要ポイント
測定箇所: 両袖の付け根下の直線距離
重要度: ★★★★★
身幅とは、右脇下から左脇下までの距離を測定した幅です。身巾がぴったりのサイズを選んだ場合、着用時に窮屈に感じたり、見た目に影響したりするので、大切な目安になります。
測り方:
①手持ちのTシャツを測る
平らな場所にTシャツを置き、シワがよらないように広げます。生地のヨレや波打が解消したら、両脇下を直線で測ります。
②自分の体で採寸する
「身幅=胸囲÷2」なので、まずは胸囲を計ります。
男性は両脇の付け根、女性はバストトップを通るように水平にメジャーを回します。水平さを保つために、鏡の前などで測るのがおすすめです。
身幅から見るサイズ選びのコツ:
- ゆとりを持ったサイズを選ぶ
- フィット感を重視する場合は+2cm、ゆったり着たい場合は+4-5cmくらいが目安
2. 身丈(みたけ)- 見た目の印象を決定
測定箇所: 首の付け根の横から裾までの直線距離
重要度: ★★★★☆
正面から見た時に襟ぐりと肩の縫い目が交わる点から、裾までの長さです。
着こなしや体型カバーのポイントにもなる部分なので、是非チェックしてください。
スタイル別の目安:
- ジャストサイズ:ベルト位置(腰骨の少し上)
- やや長め:腰骨位置
- ロング丈:ヒップが隠れる程度
3. 肩巾(かたはば)- シルエットを左右
測定箇所: 肩先から肩先までの直線距離
重要度: ★★★★☆
肩巾とは、左右の肩先から肩先までを直線で結んで測った長さです。シルエットの印象は肩幅のサイズ感にも影響されるため、重要な要素です。弊社で取り扱うTシャツはやや厚手なので肩幅+1cmでも違和感は少ないでしょう。
フィット感の目安:
- ジャストフィット:自分の肩幅+1-2cm
- リラックスフィット:自分の肩幅+3-4cm
- オーバーサイズ:自分の肩幅+5cm以上
4. 袖丈(そでたけ)- 腕の見え方をコントロール
測定箇所: 肩先から袖口までの直線距離
重要度: ★★★☆☆
袖丈 = 肩先から袖口までの直線距離。
理想的な袖丈:
- 腕を下ろした状態で上腕の1/2〜2/3程度
- 二の腕の太い部分を適度にカバーする長さ
- とはいえ、お好みです!
似ている用語の違い
身丈 vs 着丈
- 身丈: 首の横の付け根から裾までの長さを指します。襟まわりにリブが施されている場合、リブも含む
- 着丈: 背面で測り、リブを含まない
身巾 vs 着巾
- 身巾: 洋服の横の長さ
- 着巾: 洋服の縦の長さ(着丈のこと)
サイズ選びのポイント
タイトサイズ
- 体にぴったりフィットし、体型を強調する
- スタイル良く、きれいめに見せたい方におすすめ
- 窮屈さや動きづらさにつながる場合もあるので注意
ジャストサイズ
- 体型を強調せず、自然な着心地を重視
- 無理がなく、こなれ感がある
- 他の服との相性が良く、どんなものでも合わせやすい
オーバーサイズ
- 普段のサイズの2サイズくらいが目安
- 身丈が伸びるためお腹周りやヒップの体型カバーにもおすすめですが、大きすぎると野暮ったくなるので注意
- ボトムスは細身のものを選ぶと好バランス
まとめ
お好み次第ではありますが、小さすぎるより、少し大きい方が着回しがききます。
迷った時は、身巾を重視してワンサイズ大きめを選ぶのもおすすめです。